知るとおもしろい!すき焼きのマメ知識「卵は何のため?」

すき焼きを食べる際には必ずと言っていいほど付いてくるのが生卵。

7339c895c01eafb0db16b6ebaf132b91_s

溶き卵状にして甘辛いすき焼きと絡めて食べるのが美味しいですよね。

しかし大半の人が小さい頃からそうした食べ方をしているためか、「なぜすき焼きに生卵?」という疑問を感じたこともない場合が多いかと思います。

もちろんその方が美味しいから、というのもリッパな理由のひとつ。

ただそれ以外にも生卵には重要な役割があるようですよ。

また、海外の人にも親しまれるようになったすき焼きですが、そうした外国人の多くは生卵NGという文化の人も。

そうしたときに生卵以外で代用されているものについてもちょっと知りたいですよね?

ここではそんなすき焼きについてのマメ知識について見ていきたいと思います。


生卵をつけるのは何のため?

そもそも生卵をつけて食べるというのはどこの誰が始めたのでしょうか?

残念ながらその答えはいまだに分かっていませんが、すき焼きを食べるようになった明治初期の段階ですでに生卵をつけて食べるという習慣はあったそうです。

生卵は高級品だった

江戸時代から明治にかけて、新鮮な鶏卵というのは貴重品でかなり高価なものでした。

すき焼きが流行り出した明治初期、牛肉文化はまだ浸透しておらず関東では「牛鍋」という名前で売り出されていたようです。

その中でもっと多くの人に牛鍋を食べてもらいたいと考えた当時のすき焼き屋さん。

「牛肉+生卵」はちょっと高級感のあるご馳走になるのでは?と考え提供し始めたという説があります。

これは俗説ですので信憑性に欠ける部分もありますが、現在のマーケティングにも通ずるところがありますのであながち馬鹿に出来ない説といえるでしょう。

熱さを和らげるため

牛肉はやはり脂身が多い肉ですから加熱するとかなり熱くなりますよね。

そうした時に生卵をつけることで温度を少し下げるという役割もあるそうです。

味付けをマイルドに

関東風でも関西風でも醤油と砂糖を多く使いますので基本的に味が濃いというのがすき焼きの特徴。

そうした中で味をマイルドにする役割も卵にはあるそうです。

たしかにすき焼きを単体で食べるより生卵があった方が食べやすい気はしますよね。


海外の方にも人気の「スキヤキ」
生卵NG文化の人たちや、そもそも卵アレルギーの人のために用意されているものをご紹介いたします。

大根おろし

濃い目のすき焼きを生卵につけるより、さらにさっぱりと頂けるのが嬉しいところですね。

その上ヘルシーですから海外の方にも喜ばれると思います。

とろろ

食感や味をマイルドにする効果としては生卵に似ていますね。

「yam (potato) paste」というと伝わりやすいようです。


外国にも日本のような薄切り肉は売ってるの?
海外のスーパーマーケットにいっても基本的に日本で売っているような薄切り肉は売っていません。

考えてみると外国の料理で薄切り肉を使った料理ってあまりパッと思い浮かびませんしね。

牛肉が昔から食べられている文化圏では、どうやら豪快にバーベキューにする方法が好まれているため薄切り肉の需要はないようです。

精肉店で塊肉を指定して「生ハムくらいうすくスライスして」と頼むのが一般的な購入方法のようです。

海外に長期で行くことがあって、すき焼きが恋しくなったらこの方法を試してみて下さい。

ちょっと奮発♪ワンランク上のすき焼き

すき焼きというと生活していてちょっと奮発したときに食べる料理ですよね。

そのすき焼きをさらにワンランク上に進化させるために色々と挑戦してみるのも面白いかと思います。

ここではすき焼きにおけるワンランクアップテクニックやこだわってみたい食材についてご紹介していきます。

ぜひこちらを参考に少し奮発したすき焼きを楽しんでみてくださいね。


ブランド牛にはなかなか手が出ない
デパートの地下、食品売り場で見ているだけで気分が高揚してくるのが精肉コーナー。

普段食べないような高級ブランド牛がズラッと陳列されていますからね。

しかしロースやサーロインといったお肉はやはりグラムで2,000円~3,500円以上、ものによってはもっとするのがブランド牛の特徴でもあります。

さすがに一人で食べるのに150グラムほどのお肉を買って、それだけで5,000円前後というのはかなりの贅沢。

しかし、実は通販サイトであればもう少しお手軽な価格で高級ブランド牛をゲットできたりしちゃうんです!

お得なセットなども取り扱っているので、お取り寄せしてみるのもいいかもしれませんね。


割り下にもこだわってみる
お肉にこだわるのもいいですが、「さすがにそこまではお金が出せないよ…。」という意見も当然あるかと思います。

そうした際には味付けだけでも高級店・専門店の味に近づけてみてはいかがでしょうか。

最近では通販で割り下を販売しているお店も多く、その種類も様々です。

お店独自の配合で作られた割り下を使えば、いつものすき焼きがグンとレベルアップしますからね!


お肉以外の材料も奮発する
お肉以外の食材に注目してみるというのもひとつの手です。

たとえば溶き卵に使用する鶏卵にこだわってみたりすると、ダイレクトに味わいが変わってきます。

また最近では霜降り白菜などのブランド野菜も多数ありますから、そうしたところのグレードを上げることはすき焼き全体をワンランクアップさせることにも繋がりますね。

すき焼きのお悩み解決!お肉が硬くならない方法

お肉料理全般に言えることですが、ガチガチに硬いお肉ほど美味しさを感じないものはありません。

もちろんすき焼きにおいても同様です。

せっかくすき焼きを楽しもうというのであれば、お肉はしっとりジューシーで柔らかさを口の中いっぱいに感じたいですよね。

そんなすき焼きには昔から言われているひとつの説があります。

それが「お肉としらたきは離して入れないとお肉が硬くなる説」です!

f79aa6399cd46c03d585297a6bfe5aec_s

どこかで耳にしたことがある人も多いかと思います。

しかし、すき焼きのお肉が硬くなる原因はすべてしらたきのせいなのでしょうか?

他にも何かしらの理由があるのでは?と考え、ここではその原因を徹底調査してきました。


なぜ!?お肉が硬くなる原因とは!?
しらたきがお肉を硬くさせるというのは今では定説になっているようです。

さて、それではいったい何故しらたきはお肉を硬くさせるのか?

その原因は「カルシウム」です。

しらたきやこんにゃくというのはその材料や製造工程でカルシウムを含んでいます。

カルシウムはお肉を硬くさせる効果がありますので、これがすき焼きにおける「別居問題」に繋がるわけですね。

だからといってしらたきなしのすき焼きはちょっと味気ない…。

そんな場合は先にしらたきを下茹でしておくことで多少お肉が硬くなるのを防ぐことになります。

一手間かかりますが、柔らかくて美味しい牛肉を食べるためには必要な料理工程となりますね。

また、全てがしらたきのせいというわけではなく、お肉の厚さや加熱時間によっても硬さが変わってきます。

「熱凝固」という科学的な言葉がありますが、こちらはお肉の成分が熱を加えることによって変化し収縮する作用のことなどをいいます。

どんなお肉であれ、一定の時間を超えて加熱するとお肉は硬くなります。

(長時間煮込む場合はさらに成分と繊維が変化して柔らかくなりますが)

こうした加熱時間も考慮しながら調理すると、お肉の柔らかさが保てるといえますね。

もちろんお肉が厚すぎるというのもひとつの理由ですから、なるべく専門店でカットしてもらったものを使用しましょう。


お肉をやわらかいままで食べるには?
お肉を柔らかいまま食べたい!でも、サッと火を通しただけじゃ味が浸みこまない…。

と嘆くあなたにはオススメの方法がこちら!

「牛バラ肉を最初に鍋に投入しておく」

これは脂身の多い牛バラ肉を最初に入れて、そのエキスと出汁の旨味を鍋に広げておくことが目的となります。

赤身の多いモモ肉をすき焼きで食べるなら、少量でもいいのでバラ肉もセットで買っておくと格段に味わいがアップしますので是非お試しください。

こうすればサッと火を加えただけでも、バラ肉から出た脂身の旨味がモモ肉に絡みますので美味しく頂けますよ。

すき焼き用のお肉は何グラム必要なの?合わせる具材はコレがいい!

昔からすき焼きというと、家庭でちょっとしたお祝い事の際に出てくるご馳走といったイメージがありますよね。

大人になってからも少し奮発したいときに選ぶ食事の定番ともいえます。

最近ではお歳暮や結婚祝いなどの贈答用にお肉ギフトをチョイスするのも主流になってきています。

c8e1175cbb2413926ce651ce743b31d3_s

しかし、そんなときに相手の家族構成によってはお肉を何グラム贈ればいいか分からないという人もいるかもしれません。

また、すき焼きというと自分の家庭で定番の食材というものがあると思います。

ただ他の家庭のすき焼きの中身をのぞくことっていうのはあまりありませんから、実は自分が定番と考えているもの以外にも美味しい具材があるかもしれませんね。

ここではそんなすき焼き用牛肉の素朴な疑問について解決していきたいと思いますので、どうぞ参考にしてみてくださいね。


すき焼き1人前って何グラム?
一般的に成人男性であれば150グラム~200グラムとされています。女性の方でも150グラムあれば満足する量だと思います。

また、お子様の場合は年齢が10歳未満であれば100グラム以下、10歳以上であれば100グラム~150グラムがだいたいの目安とされているようです。


基本の材料
すき焼きの基本材料というのは地方や地域によって異なりますが、すき焼きの歴史上ごく一般的なものをまずはご紹介したいと思います。一般的なすき焼きの食材

牛肉、白菜、春菊、ねぎ、焼き豆腐、白滝、えのき茸

だいたいこちらがどこのご家庭でも食べられているすき焼き用食材かと思います。

そして次に地域によったり家庭によって加えられている食材を見ていきます。

地域や家庭ごとの異なる食材、お好みでどうぞ!

おすすめの食材は・・・

玉ねぎ、椎茸、しめじ、竹の子、生麩、車麩、くずきり(マロニー)、ジャガイモ、トマト。

麩というのは京都を中心として関西方面のすき焼きに入っていることが多いようですね。

また、長ネギではなく玉ねぎという答えもありました。

あまりすき焼きにジャガイモというのは馴染みがないかと思いますが、比較的大きめにカットしたものを序盤から入れておくのがオススメです。

あとで残ったすき焼きをカレーにアレンジするときに驚くほど味が浸みてて絶品ですよ。

ぜひ一度お試しください。

意外と合う、変わりダネについておもしろい記事見つけたので興味ある方はこちら→試してみたい!変わりダネ「すき焼きの具」 20選


お鍋に入れる順番のコツ
すき焼きの具材を鍋に入れる順番は地方によってだいぶ異なりますね。ある程度割り下をヒタヒタにして、すべての具材を最初に入れて煮込むスタイル。

お肉と長ネギを先に牛脂で焼いてから割り下を入れて堪能し、そのエキスが出たところに残りの具材を入れるスタイル。

このように各地域によってバラバラですが、ひとつだけ重要なポイントは味が浸みこみにくいものを先に入れておくこと。

一般的な食材だと長ネギやきのこ類ですかね。

葉ものを最後に入れたほうが食感が活きますのであとに入れましょう。